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最終更新日:2024年10月30日

オフィスホワイトニングの注意事項は?施術前・施術後に注意することを解説

オフィスホワイトニングの注意事項は?施術前・施術後に注意することを解説

オフィスホワイトニングは濃度の高い薬剤を使い、歯科医師・歯科衛生士が施術を行う医療ホワイトニングです。

プロが施術を行うため、「歯茎が白くなる」「仕上がりにムラが出る」などの失敗は起こりにくいですが、後悔しないためには事前に注意事項を知っておくことが大切です。

当記事では、オフィスホワイトニングの注意点を詳しく解説します。

「オフィスホワイトニングでトラブルが起きたらどうしよう」
「施術以外でどんなことに気をつけたらいいの?」

このような疑問や不安を抱えている方はぜひ参考にしてください。

Oh! Black
歯科矯正ブログ編集チーム

Oh my teeth

マウスピース矯正「Oh my teeth」ホームホワイトニング「Oh my teeth Whitening」を提供するOh my teethのコンテンツチームです。Oh my teeth導入クリニックのドクターと連携し、歯科矯正やホワイトニング、自社ブランドに関する確かな情報を発信しています。

オフィスホワイトニングとは?

オフィスホワイトニングとは?

漂白成分配合の薬剤を使って行うホワイトニング(ブリーチ)には、以下の3種類があります。

オフィスホワイトニングとは、歯科医師または歯科衛生士が施術を行うホワイトニングです。歯面に薬剤を塗布し、その上から特殊なライトを当てて歯を白くします。

ホームホワイトニングよりも濃度が高い薬剤を使用するため、即効性があり、1回の施術で効果を実感しやすいのが特徴です。

また、プロが施術を行うため、歯茎の保護や色ムラに配慮したホワイトニングができます。

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オフィスホワイトニングをする前に知っておくべき注意事項

オフィスホワイトニングをする前に知っておくべき注意事項

オフィスホワイトニングを検討している方は、施術を受ける前にオフィスホワイトニングの注意事項を必ず確認しておきましょう。

何も知らずに施術を受けると、納得のいかない仕上がりになったり、歯や口腔周辺のトラブルを引き起こしたりする場合があります。

ここでは、オフィスホワイトニングをする前に知っておくべき8つの注意事項を紹介します。

オフィスホワイトニングの8つの注意事項
  • 歯の状態や体質によってオフィスホワイトニングができない場合がある

  • オフィスホワイトニング効果は歯の状態によって個人差がある

  • 施術中や直後は知覚過敏の症状が起こりやすい

  • オフィスホワイトニング効果は最長でも1~2年程度しか続かない

  • ホワイトニングは保険が適用されない

  • 詰め物や被せ物などの人工歯は白くできない

  • オフィスホワイトニングで白い線模様や斑点が出ることがある

  • 薬を服用中の人は照射のライトによるリスクがある

①歯の状態や体質によってオフィスホワイトニングができない場合がある

オフィスホワイトニングは誰しもが受けられる施術ではありません。歯の状態や体質によっては施術不可、あるいは治療が優先されることがあります。

オフィスホワイトニングができないケース
  • 無カタラーゼ症

  • 妊娠中・授乳中

  • 虫歯・歯周病がある

  • 歯にヒビがある

  • 知覚過敏の症状がある

  • 光線過敏症(光線アレルギー)がある

  • 気管支喘息などの呼吸器疾患がある

  • 歯が生え変わっていない

  • 口唇ヘルペスがある

このほか、歯科矯正中や口内炎があるなど、施術を受けても問題ないか要相談となるケースもあります。

オフィスホワイトニングは急いで歯を白くしたい人におすすめの施術ですが、歯の状態や体質によっては、すぐに歯を白くできない場合もあることを理解しておきましょう。

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②オフィスホワイトニングの効果は歯の状態によって個人差がある

オフィスホワイトニングは高濃度の薬剤を使用するため、1回の施術でも効果を実感しやすいです。ただし、ホワイトニング効果は個人差があります。

歯が黄ばみやすい人や象牙質の黄色みが強い人は、1回の施術だけでは理想的な白さになりにくく、複数回の施術が必要になることも。

また、抗生物質や金属によって変色している歯や、神経がない歯は白くなりにくいため、オフィスホワイトニングを行っても満足できる仕上がりにならないことが多いです。

ホームホワイトニングに比べて高い効果が期待できるオフィスホワイトニングですが、「1回で真っ白になれる」など、過度な期待はしないようにしましょう。

なお、オフィスホワイトニングの効果を具体的に知りたい場合は、施術を検討している歯科クリニックのWebサイトで施術例を確認するのがおすすめです。

個人差はありますが、理想の白さになるまでどのくらいの施術が必要かイメージしやすくなるでしょう。

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③施術中や直後は知覚過敏の症状が起こりやすい

ホワイトニングを行うと、一時的に歯がしみたり、痛くなったりすることがあります。これは薬剤に含まれる漂白成分が、ペリクルという歯の表面を保護する膜を剥がすためです。

ペリクルは時間の経過とともに回復しますが、その間は歯が外部からの刺激に敏感な状態となるため、知覚過敏の症状が起こりやすくなります。

高濃度の薬剤を使うオフィスホワイトニングは、ホームホワイトニングに比べて回復まで時間がかかることが多いです。回復時間は薬剤の濃度や歯の状態によって個人差がありますが、目安としては12〜48時間程度かかります。

施術後1〜2日程度は、知覚過敏の症状が起こりやすいと認識しておきましょう。なお、数日経っても症状がおさまらない場合は、虫歯や歯周病などが疑われます。その場合は我慢せず、早めに歯科クリニックを受診してください。

④オフィスホワイトニング効果は最長でも1~2年程度しか続かない

ホワイトニング効果は永久的ではありません。複数回ホワイトニングを行って理想の白さになっても、飲食物や嗜好品による着色、新陳代謝などで歯の色は再びもとに戻ります。これを「色戻り」といいます。

ホワイトニング効果の持続時間は個人差がありますが、オフィスホワイトニングは3ヶ月〜1年間程度で色戻りすることが多いです。

ホームホワイトニングと組み合わせてデュアルホワイトニングを行ったとしても、持続期間は最長1〜2年程度とされています。

⑤ホワイトニングは保険が適用されない

ホワイトニングは審美目的の治療であるため、保険が適用されません。どのような理由であっても施術料は全額自己負担となるため、費用が気になる方は注意が必要です。

オフィスホワイトニングの費用相場は1回あたり2万〜5万円ですが、自由診療のため、クリニックによって値段が異なります。

「予定していた費用を大きく上回ってしまった」と後悔しないためにも、施術を受ける前にクリニックのWebサイトなどで料金を確認しておきましょう。

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⑥詰め物や被せ物などの人工歯は白くできない

詰め物や被せ物などの人工歯は、ホワイトニングで白くできません。なぜなら、天然歯と人工歯は構造が異なるためです。

人工歯に対しては薬剤が反応しないため、詰め物や被せ物などが多いほど、色ムラが目立ちやすくなります。

人工歯の黄ばみも気になる場合は、ホワイトニングをしてから人工歯の詰め替えや被せ直しを行うのがおすすめです。

そのほか、人工歯はクリーニングや歯のマニキュアでも白くできます。ただし、クリーニングは歯の表面の着色汚れを落とす施術のため、素材の劣化による黄ばみに対しては効果が期待できないでしょう。

⑦オフィスホワイトニングで白い線模様や斑点が出ることがある

歯の状態によっては、オフィスホワイトニング後に白い線模様(ホワイトバンド)や、斑点(ホワイトスポット)が出ることがあります。

オフィスホワイトニングで白い線模様や斑点ができる理由はいくつかありますが、もともと歯に縞模様や斑点がある人は漂白成分が反応しやすいため、症状が出やすいです。

ただ、これらの症状はもともとの歯の模様がホワイトニングによって鮮明に浮き出ただけであるため、オフィスホワイトニングを繰り返し行う、またはホームホワイトニングと併用することで徐々に目立たなくなります。

オフィスホワイトニングで白い線模様や斑点ができるかは、施術前の診察である程度判断できます。気になる場合は施術前に歯科医師や歯科衛生士に相談しましょう。

⑧薬を服用中の人は照射のライトによるリスクがある

鎮痛剤やビタミン剤、抗菌薬など、特定の薬を服用中の人は、オフィスホワイトニング用のライトにより、発疹や痒みが出たり、口腔周囲の粘膜が腫れたりすることがあります。

薬を服用中の方は、オフィスホワイトニングを受ける前に必ず歯科医師・歯科衛生士に伝えてください。

オフィスホワイトニングをした後は食事にも注意が必要

オフィスホワイトニングをした後は食事に注意が必要

オフィスホワイトニングによって歯の表面を保護するペリクルが剥がれると、歯は外部からの刺激を受けやすく、飲食物の色素が着色しやすい状態になります。

そのため、施術後は食事に注意が必要です。以下の飲食物は特にホワイトニング後の歯に影響しやすいため、ペリクルが再形成される12〜48時間程度は避けましょう。

ホワイトニング後に避けたほうがいい飲食物
  • 酸性度の高いもの(炭酸飲料・柑橘類・ヨーグルトなど)

  • 色の濃い食べ物(カレー・チョコレート・トマトソースなど)

  • 色の濃い飲み物(コーヒー・赤ワイン・緑茶など)

  • イソフラボンを含む飲食物(豆腐・豆乳など)

ホワイトニング後の食事に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。食べていいものも紹介しているので、ぜひ併せて参考にしてください。

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オフィスホワイトニングの効果を長くキープする方法

オフィスホワイトニング後は食事に注意するだけでなく、以下の方法を行うことで歯の色を長くキープできます。

  • 歯科クリニックでの定期的なクリーニング

  • 自宅でのケア

  • ホームホワイトニングとの併用(デュアルホワイトニング)

オフィスホワイトニング後、歯を覆うペリクルが再形成されても着色汚れは溜まります。

しかし、歯の表面に付着した汚れは、歯のクリーニングやホワイトニング用歯磨き粉、歯の消しゴムなどで除去できます。こまめに着色汚れを除去することで、ホワイトニング後の白さを長く保てるでしょう。

より長く白さをキープしたい場合は、ホームホワイトニングと併用するのがおすすめです。高濃度の薬剤で一気に歯を漂白するオフィスホワイトニングに対し、ホームホワイトニングは低濃度の薬剤でじっくり歯を白くします。

2つのホワイトニングを組み合わせることで、白さを早く実感しやすく、さらには自然な白い歯を持続できるでしょう。

ほとんどの歯科クリニックでは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせたデュアルホワイトニングも行っています。ホワイトニング効果を持続させたい方は、通院頻度や費用を考慮しながら検討してみましょう。

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オフィスホワイトニングは施術前後の注意事項を守ることが大切

オフィスホワイトニングは歯科医師・歯科衛生士が施術を行うため、仕上がり自体に問題が生じることは少ないです。

しかし、効果の感じ方や色持ちの長さは個人差があります。施術前後の注意事項を知っておくことで、より満足できるオフィスホワイトニングができるでしょう。

なお、「短期間で自然な白さを目指したい」「できるだけ長く色持ちさせたい」という場合は、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用するのがおすすめです。

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