マウスピース矯正の7つのデメリット!本当に効果はある?ワイヤー矯正と徹底比較

従来のワイヤー矯正に比べて、手軽な矯正方法として人気の「マウスピース矯正」。
一方で、多くのメリットがあるマウスピース矯正ですが、実はデメリットも存在します。
そこで今回は、マウスピース矯正のデメリットについて詳しく解説。
マウスピース矯正とワイヤー矯正の比較もしているので、本記事を読めばきっと自分に合った矯正方法を見つけられるはずです。
「マウスピース矯正って危険じゃないの?」「矯正方法をどう選べばいいかわからない」という方は、ぜひ最後までご覧くださいね。

目次
安くて手軽なマウスピース矯正にも、いくつかのデメリットがあります。
それぞれのデメリットを詳しく見ていきましょう。
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自己管理が必要
マウスピース矯正では、歯を効果的に動かすためにマウスピースを毎日20時間以上装着する必要があります。
マウスピースは自由に着脱でき、飲食や歯磨きなど自分の好きなタイミングで外せます。ただその一方で、ついつい装着時間が短くなってしまいがちです。
また、マウスピース矯正では、マウスピースの交換も自分でしなくてはなりません。
マウスピースの装着時間が不十分だったり、マウスピース交換の時期を守らないと、矯正が計画通りに進まなくなり、想定されていた効果が得られない可能性があります。
マウスピースのお手入れが必要
マウスピースは適切にケアし、清潔に保つことが必要です。
マウスピースを長時間つけていると、唾液や口内細菌、汚れが溜まってくるため、定期的にお手入れして清潔に保つ必要があります。
マウスピースを柔らかいブラシで優しく水洗いするだけなので、お手入れはそれほど面倒ではありません。
それでもマウスピースのお手入れが面倒に感じる場合は、便利なお手入れグッズを活用してみましょう。
たとえば、マウスピース専用の洗浄剤を使えば、マウスピースをつけおきするだけで汚れを落とせます。
矯正装置(マウスピース)をつけたまま飲食できない
マウスピース矯正は、マウスピースをつけた状態では飲食できません。
マウスピースをつけたまま口に入れられるのは、水・炭酸水のみです。
マウスピースをつけたまま飲食すると、虫歯や歯周病のリスクが高まったり、マウスピースの着色につながったりします。
そのため、軽食をとる際もマウスピースを外す必要があります。気軽に飲食できないため、「めんどくさい」と感じることもあるかもしれません。
その一方で、「間食が減り、健康的な生活が送れるようになった」という声があるのも事実です。
適応できない症例がある
マウスピース矯正は、すべての歯列矯正のケースに適用できるわけではありません。
特に、重度の不正咬合(歯並びのズレ)や顎の問題がある場合は、マウスピース矯正では効果的な治療が難しいことがあります。
また、大きく歯の回転させたり、垂直方向に移動させたりするのが苦手です。このような場合、マウスピース矯正よりもワイヤー矯正や他の治療法が推奨されることがあります。
噛み合わせに違和感が出ることがある
マウスピースの厚みのぶん、歯が浮いたような違和感を感じたり、奥歯が噛み合わなくなることがあります。
ただ、矯正過程で噛み合わせに変化が出ることは正常な場合もあります。どうしても気になる、心配な方は歯科医師に相談してみましょう。
なお、Oh my teethでは「違和感がどれくらいあるのか事前に把握したい...」「契約してから失敗したくない」という方のためにお試しマウスピースの特別プランをご用意しています。
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歯を削ることがある
マウスピース矯正では、歯を移動するスペースを確保するために、歯と歯の間の健康なエナメル質を削ることがあります。(これを歯科の専門用語で、「歯間研磨(IPR・ディスキング)」といいます。Oh my teethでは「研磨処置」と呼んでいます)
この処置を行うことで、健康な歯を抜かずに歯科矯正を行えます。
IPRで削るのは1ヶ所・1回あたり髪の毛数本分程度(〜0.5mm程度)なので、処置による痛みや副作用はありません。

マウスピース矯正の研磨処置(IPR・ディスキング)とは?リスクや必要な症例を紹介
歯根が露出する可能性がある
これは無理な治療計画に沿った治療法の結果、起こり得るリスクです。
マウスピース矯正では、歯に適切な力をかけてゆっくり歯の位置を移動させていきます。その過程で、移動した先の歯に支える骨(歯槽骨)がないと、歯茎が下がり歯根が露出してしまうことがあります。
ただし、事前のCTスキャンなどで歯を支える骨の厚みなどを確認し、それに応じた治療計画を立てていれば、歯根の露出は避けられます。

マウスピース矯正ができない例とは?できない人へ向けて対処法も解説!【歯科医師監修】

マウスピース矯正を検討している方の中には、その効果について不安を感じている方は少なくありません。
マウスピース矯正の効果は、個人の症状や状況によって大きく異なります。
軽度から中程度の「出っ歯」「すきっ歯」「ガタガタ」などは、マウスピース矯正で改善が見込めます。
一方で前述の通り、重度の不正咬合や複雑な歯の移動が必要な場合は効果が限られるケースが少なくありません。
以下は、マウスピース矯正を受けた方の実際の歯並び写真です。こちらもぜひ参考にしてみてください。

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自分がマウスピース矯正に向いているのかなと気になった方は、一度クリニックに相談に行くことをおすすめします。
Oh my teethでは矯正前の適性検査を無料で行っています。
無料診断は簡単30分でサクッと終わるので、お出かけやお仕事帰りの際にぜひ気軽にお越しください。

マウスピース矯正には以下のようなメリットがあります。
透明なマウスピースを使用するため、矯正装置が目立ちにくい。
食事や歯磨き時に取り外せるため、デンタルケアがしやすい。
マウスピースを外せるため食事の制限が少ない。
緩やかな力で歯を動かすため、従来の矯正に比べて痛みが少ない。
これらのメリットにより、マウスピース矯正は日常生活への影響を最小限に抑えながら歯列矯正を行えるため、多くの人に選ばれています。

ここまで、マウスピース矯正のデメリットについて紹介してきました。
これらのデメリットを踏まえて、ワイヤー矯正とマウスピース矯正どちらがいいのでしょうか?
マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いを見ていきましょう。
見た目
マウスピース矯正で用いるマウスピースは、透明で薄く歯に密着するためほとんど目立ちません。
一方で、ワイヤー矯正の表側矯正は歯の表面に矯正装置をつけるため目立ちます。
ただし、白色や透明の審美ブラケットや白いワイヤーなど、目立たない素材で作られた装置を使えば、表側矯正でもなるべく目立たないようにできます。
また、装置を歯の裏側につける裏側矯正は、周囲からはほぼ見えません。
また、ワイヤー矯正の場合、装置によっては、口元が突き出て見えてしまう場合もあります。
自己管理
ワイヤー矯正は矯正器具を自分で着脱できないため、自己管理は不要です。
ただし、装置の隙間には食べかすが挟まりやすいので、虫歯にならないよう丁寧にブラッシングをしましょう。タフトブラシや歯間ブラシを併用する方が多いです。
一方で、マウスピース矯正は、矯正装置を自分の好きなタイミングで取り外しできますが、基本的に食事中と歯磨き以外での装着が求められるため、自己管理が重要といえるでしょう。
しかし、自分で取り外しができるマウスピース矯正では、矯正前と同じような生活スタイルを送れるという利点もあります。
食事
マウスピースは食事のときは取り外せるため、食事制限はありません。
そのため、お出かけや仕事の会食なども気兼ねなく楽しめます。
一方、ワイヤー矯正は、装置を取り外すことはできません。
そのため、矯正装置が取れたり、引っかかったりする可能性があり、粘着性の高いものや繊維質のものを食べる際は注意が必要です。
ただし、マウスピース矯正とワイヤー矯正、どちらの矯正でも歯が動き出すと食事中に痛みを感じやすくなるため、矯正中は固い食べ物は避けたほうが無難でしょう。
仕上がり
どちらの仕上がりがいいかは、一概に言えません。しかし、どちらについても、以下のような矯正中の行動によって効果や仕上がりに違いが出てくることはあるでしょう.
指示通りにマウスピースを装着できていたか
指示通りに通院できたか
歯磨きはきちんとできていたか
治療方法に限らず、歯科医師から言われたことをしっかり守ることが矯正を成功させるカギといえるでしょう。
痛み
痛みの感じ方には個人差がありますが、マウスピース矯正のほうが痛みを感じにくいといわれています。
なぜなら、マウスピース矯正はマウスピースの素材であるプラスチックの弾性を利用し、弱い力で少しずつ歯を動かしていくためです。
ただし、マウスピースを装着したときの違和感や、歯につけるアタッチメントが粘膜にあたって痛むことはあります。
一方で、ワイヤー矯正は月1回のペースでワイヤーの調整が行われます。歯に急激に力が加わるため、調整後の数日間は強い痛みを感じることがあります。
また、ブラケットを歯の表面に取りつけるため、装置が口の中にあたって粘膜や舌が傷つき、口内炎や傷ができてしまうこともあります。
しかし、どちらの場合も痛みには慣れていくことがほとんどです。
それでは、マウスピース矯正に適した人の特徴を紹介していきます。

自己管理ができる
装着時間やマウスピースの交換を自己管理できる人は、矯正が計画通りに進み、想定していた効果を実感しやすい傾向にあります。
装着時間が不十分であったり、マウスピースの交換を忘れた結果、効果が感じられない...なんてことにならないためにも、モチベーションを保ちながらしっかり自己管理をしましょう。
仕事中もマウスピースをつけられる
仕事中もマウスピースを装着して支障のない方は、装着時間を確保できて効果を感じられる可能性が高いです。
マウスピース矯正は、矯正装置を1日20時間以上つけることで予定通りに矯正が進みます。
そのため、デスクワークや頻繁に飲食しなくてよい接客業の方などは、マウスピースをつけながら仕事ができるため、マウスピース矯正に向いているといえるでしょう。
自身の仕事でマウスピース矯正ができるか不安な人は、クリニックに相談してみましょう。
歯並びの症状が軽~中程度
歯並びの症状が軽~中程度の人は、マウスピース矯正で効果を感じやすい傾向にあります。
特に、出っ歯、すきっ歯、ガタガタなど、前歯のお悩みはマウスピース矯正が得意とする症例です。
Oh my teethでは、あなたの歯並びの状態を3D歯型スキャンで可視化し、マウスピース矯正が向いているかを無料で診断できます。
マウスピース矯正で十分な効果が見込めないような症例は無理に矯正を行うことはありません。その場合は、ワイヤー矯正を行っている提携クリニックをご紹介することも可能です。
ご自身の歯並びの状態を知るためにも、まずは無料診断をご予約ください。
今回紹介してきたように、装着時間の長さや自己管理の難しさ、虫歯リスクなど、マウスピース矯正ならではのデメリットはあります。
ただ、ワイヤー矯正にもデメリットは存在するので、自分に合った方法を選ぶことがなにより大切です。
以下の記事 では、Oh my teeth のマウスピース矯正のデメリットについて解説しています。あわせて参考にしてみてください。
なお、 Oh my teethは、マウスピース矯正のハードルである装着時間管理をLINE上で自動化しています。
毎日送られてくるLINEメッセージに答えるだけで、装着時間が自動で記録され、時間が足りない場合はアドバイスも行っています。
専属医療チームが24時間LINEサポートしているので、マウスピース矯正のデメリットを感じにくいでしょう。
歯並びにお悩みの方は、まずお気軽に無料診断へお越しください。