マウスピース矯正の費用は「都度払い」と「まとめて払う」どっちがおすすめ?
「マウスピース矯正の費用は、都度払いがいい?」
「都度払いじゃないと、矯正費用が高額でまとめて払えない」
高額になりがちなマウスピース矯正は、支払い方法に悩む方も多いでしょう。
歯並びが改善できるといっても、まとまったお金を支払うのにはやっぱり不安が残りますよね。そこで本記事では、マウスピース矯正の支払い方法「都度払い」について解説。
まとめて支払う「トータルフィー制」との違いも紹介するので、自分に合ったマウスピース矯正の支払い方法を知りたい方はぜひ参考にしてください。
木村真由美
Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。
目次
※体験者2万人以上とは2020年5月~2023年10月の歯型スキャン体験ユーザーの合計数です。一律33万円とは上下前歯の部分矯正の料金で、マウスピースを破損・紛失した場合などは別途料金が発生します。
マウスピース矯正の支払い方法は「都度払い」と「トータルフィー」の2種類
マウスピース矯正を含む歯科矯正は一般的に、「矯正前」「矯正中」「矯正後」の3段階で費用が発生します。
以下の表のように矯正費用には、矯正装置代だけでなく事前の検査費用や定期検診代なども必要です。
内訳 | 目安費用 | |
矯正前 | 初回カウンセリング 精密検査・診察 虫歯や歯周病の治療 抜歯 IPR(研磨処置) | 無料~5,000円程度 10,000~65,000円程度 1回につき1,500~10,000円程度 1本あたり5000〜15,000円程度 3,000〜5,000円程度 |
矯正中 | 矯正装置料 調整料 矯正計画の立て直し (リファインメント) | 10~170万円程度 1回につき3,000~10,000円程度 20,000円程度/回 |
矯正後 | 保定装置料 観察料 | 10,000~60,000円程度 1回につき3,000~5,000円程度 |
マウスピース矯正にかかる費用の支払い方法は、大きく「都度払い(回数制)」と「トータルフィー制」の2つに分けられます。それぞれ、どのような特徴があるのか見てみましょう。
都度払い(回数制)
マウスピース矯正における「都度払い」とは、初期費用で最初に装着するマウスピースを作り、その後新しいマウスピースを受け取るごとにその都度料金を支払う方法です。
また、歯科矯正クリニックの中には、コース料金システムを設けているところもあります。
「7回コース」や「10回コース」など、決められたマウスピースの枚数までを定額にして、コース以上にマウスピースが必要になれば、その都度追加購入する回数制もあります。
都度払いは初期費用を最小限に抑えられるので、歯科矯正の最初の一歩が踏み出しやすいのがメリットです。
さらに、矯正開始時に全額払うわけではないので、「やむなく矯正を途中でストップしないといけなくなった」という場合でも負担額を抑えられるのが特徴です。
トータルフィー制(総額提示方式)
トータルフィー制は、マウスピース矯正の開始時点で提示された金額のみを支払う方法です。
シンプルでわかりやすい料金システムで、マウスピースの追加料金がかからないのが魅力。
費用や回数を気にせず矯正を進められるのが、「都度払い」との大きな違いです。
デメリットは「歯並びの状態によっては割高になることがある」「途中でキャンセルしても返金されないことが多い」などが挙げられます。
また、トータルフィー制と一口にいっても、クリニックによって設定内容が異なります。
契約をする前に、「何がどこまで含まれているのか」しっかりと確認しましょう。
マウスピース矯正のOh my teethでは、「Basicプラン33万円(税込)」と「Proプラン66万円(税込)」の2種類の料金プランを用意しており、いずれもトータルフィー制です。
矯正装置料のほかに、矯正前のカウンセリング・検査診断料・事前処置代・再矯正1回までが含まれています。
※体験者2万人以上とは2020年5月~2023年10月の歯型スキャン体験ユーザーの合計数です。一律33万円とは上下前歯の部分矯正の料金で、マウスピースを破損・紛失した場合などは別途料金が発生します。
マウスピース矯正における都度払いのメリット・デメリットとは
あらためて、マウスピース矯正の「都度払い」について、メリット・デメリットを確認しておきましょう。
どのような支払い方法を選ぶにしても、自身の経済状況や希望に合ったものを選択することが大切です。
都度払いのメリット
初期費用を抑えられる
マウスピースの枚数や治療の回数を自分でコントロールできる
トータルフィーの値段より安くすむことがある
都度払いでもクリニックによってはデンタルローンが利用できる
マウスピース矯正の「都度払い」は、初回に支払う金額を抑えられるのが一番のメリットでしょう。
そのため、「マウスピース矯正はどんな感じなのか」「どのくらい痛いか確かめてみたい」といった一度きりのお試しも可能です。
また、歯並びのガタつきが軽度な症例など、数回のマウスピースで終わりそうな方は、トータルフィー制より安く矯正ができることもあります。
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都度払いのデメリット
通院しなければ矯正治療が進まない
モチベーションの維持が必要
総額するとトータルフィー制の値段より高くなることがある
都度払いに対応しているマウスピース矯正ブランドに限られる
都度払いによるマウスピース矯正は、マウスピースを作ったり受け取ったりするため、定期的にクリニックへの通院が必要です。
通院が面倒になり、費用も全額支払っているわけではないので、途中で矯正をやめてしまう方も珍しくありません。
そのため、来院回数が多い都度払いで矯正治療を進める場合は、いかにモチベーションの維持ができるかが重要になります。
また、通院回数によってはまとめて支払うトータルフィー制のほうが安くなるケースもあります。
カウンセリングや診断の際に目安の必要マウスピース数を確認し、治療計画に合ったプランを比較検討するのがおすすめです。
なお、都度払いができないマウスピース矯正ブランドもあるので、支払い方法の選択肢も契約の前に必ず確認しましょう。
都度払い可能なマウスピース矯正ブランドはどれ?
マウスピースを受け取るごとに費用を支払う都度払いは、クリニックへの定期的な通院が必要です。
そのため、 Oh my teethやエミニナルのような「原則定期検診不要」のマウスピース矯正ブランドでは都度払いができません。
ここでは、都度払いが可能なマウスピース矯正ブランドを4つ紹介します。
キレイライン
キレイライン矯正は、前歯を対象にしたマウスピース矯正ブランドです。
支払い方法は「都度払い」「コース分割払い」「コース一括払い」から選択できます。
<都度払い>
初回2.2万円
次回以降は5.5万円で継続可能
<コース>
4回コース17.6万円
7回コース31.9万円
10回コース46.2万円
※一括払いの場合、それぞれ都度払いより1.1万円、3.3万円、5.5万円お得
アソアライナー(クリアアライナー)
矯正後の後戻りや軽度のガタつきが対象のマウスピース矯正ブランドです。
1ステップ3枚のマウスピース(ソフト0.5mm、ミディアム0.6mm、ハード0.8mm)で歯並びを整えていきます。
1ステップ1ヶ月を目安に来院し、新しいマウスピースを作るための型取りが必要です。
<費用目安>
クリニックによるが1ステップ3〜5万円程度
総額28〜70万円が目安
※近年、アソアライナーデジタルが登場。導入しているクリニックであれば、1回の型取りで1ステップ・3ステップ・5ステップのパッケージから選べる
クリアライン
名古屋を中心にクリニック展開している医療法人「SEISHOKAIグループ」独自のマウスピース矯正。
グループ院で矯正治療を受けられ、軽度〜中度の前歯上下12本が対象のマウスピース矯正です。
<費用目安>
初回:片顎 16,500円、両顎 19,800円
2回目以降:片顎 38,500円、両顎 49,500円
ホワイトライン
ホワイトラインは、2022年7月1日にコレクトラインがリニューアルしたブランドです。
軽度の前歯のズレなどがメインの対応症例ですが、ワイヤー矯正を併用して奥歯の矯正も可能です。
<コース>
4回コース176,000円
7回コース319,000円
10回コース462,000円
※初期費用22,000円(税込)の「初回1回プラン」あり
※クリニックによっては都度払いコース(3.3万円目安)・1年間コースなどを設定しているところもある
マウスピース矯正「都度払い」の支払い方法
マウスピース矯正を都度払いする場合、以下のような支払い方法が利用できます。
現金
クレジットカード
デビットカード
電子マネー など
クレジットカードや電子マネーは、クリニックによって取扱いが異なります。
「自費診療のみキャッシュレス決済を利用可能」というクリニックも多いので、現金以外で支払いたい場合は事前に確認しておきましょう。
クレジットカードの分割払いを利用すれば、都度払いやコース払いの支払いをさらに細かく分けて支払えます。
また、都度払いであってもデンタルローンの申し込みができるクリニックもあるので、融資を受けて矯正をしたいという方は検討してみましょう。
クレカ・ローンを利用すればトータルフィーでも費用負担を軽減できる
トータルフィー制だと一括で矯正費用を支払わないといけないので、矯正治療をしたくてもはじめられないと諦めている方もいるでしょう。
「まとまったお金は今はないけど、なるべく早く矯正をはじめたい」
「矯正はしたいけど、費用が高額で踏み出せない」
このように、トータルフィーの金額で悩んでいる方には、クレジットカードの分割払いやデンタルローンの利用を検討してみましょう。
費用をまとめて支払うトータルフィー制でも、クレカやローンを利用すれば、初期費用を抑えながら矯正治療をはじめられます。
もちろん、分割払いやデンタルローンは、手数料や金利が発生します。
一括払いよりもそのぶん多く費用がかかってしまうので、総額で考えればまとめて支払ったほうがお得です。
ただ、お金が貯まるのを待っていると、それだけ理想の歯並びを得られるタイミングが先延ばしになってしまいます。
そのため、時間とコストを天秤にかけて、計画的に治療をはじめることが大切です。
なお、Oh my teethの「Basicプラン33万円(税込)」は、月額9,800円からマウスピース矯正をはじめられます。
さらに、矯正開始に必要な諸経費(歯型スキャン・レントゲン撮影・診察・歯並び相談)が無料。矯正開始後の定期通院は原則不要で、通院のたびに調整料が発生することはありません。
まずは無料診断で、あなたの歯並びのお悩みをお聞かせください。 歯科医師が検査を行った上で、最適な治療法や費用をご提示します。
※9,800円/月とは36回払い(初回13,054円)で支払う場合の分割支払い金額。総額356,054円(税込)。
※体験者2万人以上とは2020年5月~2023年10月の歯型スキャン体験ユーザーの合計数です。一律33万円とは上下前歯の部分矯正の料金で、マウスピースを破損・紛失した場合などは別途料金が発生します。
「都度払い」「まとめ払い」理想のゴールへ近づける方を選ぼう!
都度払いできるマウスピース矯正は、初回をお試し感覚で気軽にはじめられるのが魅力。
予算や辞めどきを考慮しながら矯正を続けられます。
一方、まとめて費用を支払うトータルフィー制は、定額制なので費用の支払い計画が立てやすいのが特徴です。
ライフスタイルやサービス内容も確認し、理想のゴールを目指せる支払い方法を選択しましょう。
なお、 いずれの支払い方法を選ぶとしても、マウスピース矯正は適応症例が限られます。自身の歯並びがマウスピース矯正で改善できるのかを確認するためにも、まずはOh my teethの無料診断をご予約ください。